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V.A. / LET'S GO TOKYO PUNK 2CD!! (VILLAINY PRISON)

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V.A. / LET'S GO TOKYO PUNK 2CD!! (VILLAINY PRISON)

V.A. / LET'S GO TOKYO PUNK (2CD) 税込\2750-
(JPN/VILLAINY PRISON)

2021年10月27日発売予定!!

1995年にリリースされた日本パンク・コンピレーションLP「LET’S GO TOKYO PUNK」が各バンドのボーナス・トラック、本来収録を予定していたが解散してお蔵入りとなっていたLawbreaker's Sex Dangerous(L.S.D)のトラックを追加し全32曲入り2枚組CDに生まれ変わり奇跡の再発!!

10代から20歳そこそこの若者達による魂の放射が四半世紀を経てパン
ク・ロックとして痛いほどに再度炸裂。これぞ「10代の挑戦」であり「10代の反抗」パンクそのものだ。現:THE PRISONERのJUNICHILOWとOSAMUが在籍していたTHE JAPS、現:武蔵野系純情派THE VOICEのアマヂC100が在籍していたPRETTIE BRATS、現:SITHTER / CHURCH OF MISERYのTAKANOが在籍していた主義者。未だにシーンに影響を与え続けている最前線の表現者達を輩出した「LET’S GO TOKYO PUNK」に時代を超えて老若男女問わず触れていただきたい。

ミッド1990年代。西新宿には数え切れないほどのレコード屋が点在していた。パンクを扱う服屋も探すことなく巡り会えた。街を歩けばそれっぽい格好をした奴と必ずと言って良いほどすれ違った。私達は旧新宿ロフト前で出会い、新宿JAMで手を握り合った。誰もが10代か20代前半、23歳なんてクソジジイだと本気で思っていたあの頃。この世界になんの未練もなく23歳までにはこの世にオサラバするはずだった。若さと痛み、憎しみと怒り、ロマンスとバイオレンス。激しく甘美で砂利を噛みしめるような青春をPUNKの名の下に生きた。歳が近い分、火花が飛び散る程に意識し合う夜もあれば、近ければ近いだけ見失う明け方もあった。どんなにもつれてこじれても私達は仲間だという共通認識が最優先だった。知的で高学歴、スタイリッシュな優等生パンクとは真逆の劣等パンク。「パンクの中でも落ちこぼれ」という自覚と共に「俺達にだって何か出来る!仲間達と団結すれば!」そんな意識が芽生えたのがLET’S GO TOKYO PUNKの始まりだったと記憶している。
最高に洒落た世界基準の初期パンクが下北沢の地下で掻き鳴らされていた。飛ぶ鳥を落とす勢いのUK80Sパンクが高円寺から飛び立っていくのが見えた。西の空から聴こえてくるサウンド・オブ・ストリートは「真実の雨」の如くストリートから不純な物を洗い流すかのようだった。地鳴りのようなハードコア・サウンドは怒りと不安に震える人達の安定剤の役割を果たしていた。私達はパル商店街でもなく、下北沢駅前でもなく、勿論、代官山にも六本木にも用はなく、明治通り沿いに在った新宿JAMに集まった。LET’S GO TOKYO PUNKは10代から20代前半の劣等パンク達によるメイン・ストリームに対するカウンターだった。アートスクールの学生やファッション関係の専門学生、おだてられて調子にのノりあげているパンク・アイドル、専門家気取りの大学生パンクス、反戦だの平和だの掲げているわりには朝から晩まで働きもせずラリっていた年上連中、パンクを喰いものにする全てに対するカウンターだった。
自分達以外の全ての文化、価値観に刃向かった。
THE NORMALSは憧れだった。PRETTIE BRATSはお手本だった。
主義者の闇の強さに歪な光の強さを感じた。
L・S・Dは正に衝動の権化だった。
当時、一番年下だった私にとって、以降の人生を決定づける程に
LET’S GO TOKYO PUNKは重大な出来事だった。
嫌われていい。バカにされてもいい。仲間はずれでいい。
そんなクソみたいな場所に居る必要なんてない。
権力者に気に入られる必要なんてない。
その道の大御所に囲われる必要なんてない。
プロデューサーにペコペコする必要なんてあるわけがない。
雑誌で酷評されようが全く問題ない。
重鎮や顔役達の機嫌を伺う必要なんてない。
その国のルールが嫌で、価値観が嫌で、人が嫌いなら、
自分達で作ればいい。自分達の国を。
もしLET’S GO TOKYO PUNKに触れようとしている若者が
居るとすれば伝えたい。自分自身で作ればいい。
信じてその道を自分らしく進めばいい。
いつでも、そこがどこでも挑戦者、カウンターであれ。パンクであれ。
LET’S GO TOKYO PUNKがそう在ったように。
この再発はこの時代に噛みつく為の再発。
四半世紀を経て再度カウンターとしての役割を果たす。
〜THE PRISONER 景山潤一郎

DISC1
1.主義者−トルエン
2.主義者−マッドサイエンティスト
3.主義者−God & Government
4.THE NORMALS−Punk Rock
5.THE NORMALS−JR東日本
6.THE NORMALS−立入禁止
7.THE NORMALS−Let’s Go Tokyo Punk
8.PRETTIE BRATS−ナメクジ
9.PRETTIE BRATS−オモチャの兵隊
10.PRETTIE BRATS−お前は売女
11.PRETTIE BRATS−Wonderful World
12.THE JAPS−Burst Lie
13.THE JAPS−Jap Punks Never Die

DISC2
1.L.S.D−暴動
2.L.S.D−53
3.L.S.D−Ready Go
4.L.S.D−LIFE
5.主義者−キャサリンを抱いて・・・
6.主義者−緑色の衝撃
7.主義者−歯ぐきになりたい
8.THE NORMALS−今
9.THE NORMALS−風
10.THE NORMALS−You Are Last Power
11.THE NORMALS−雪
12.PRETTIE BRATS−しくじるなよ、ルーディ
13.PRETTIE BRATS−Song For Brats
14.PRETTIE BRATS−サルMan
15.PRETTIE BRATS−Fuck Off!!
16.THE JAPS−Ready Steady Destroy
17.THE JAPS−Worst Class Anthem
18.THE JAPS−真実の弾丸
19.THE JAPS−Strength Of Mind

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