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OSTRACA / DISASTER『厄災』(LTD.150)|商品紹介
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ITEM DETAILS
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アーティスト |
OSTRACA |
タイトル |
DISASTER『厄災』(LTD.150) |
国 |
JPN |
レーベル |
3LA |
フォーマット |
CD \1980 |
登録日 |
(2025/06/15) |
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2025年6月に日本を含むアジアツアーを発表したバージニア州リッチモンド発のスクリーモ/激情ハードコアバンド"OSTRACA"!! ツアーに合わせて2025年最新作EPと2023年前作アルバムの2作が3LAより国内盤CDで限定リリース!! 各限定150枚プレス!! ※インタビューのインナー同封!!(両タイトル共に同内容)
『ostracaとはどんなバンドなのか』
ostracaの歴史は長い
USバージニア州リッチモンドにて2015年に結成されたostracaは既にバンド活動10年目。若いうちに解散してしまうバンドが多いこのScreamo/Skramzというジャンルにおいてはベテランとも言える活動歴だが、前身バンドKilgore Troutから数えるとその歴史は更に長い。メンバーが高校生だった2010年前後くらいから活動を始め、メンバー脱退などを経て2015年にostracaとして再スタートした。2010年前後というのは、2000年代の今や伝説となったバンド達が最後の活動期間を終えScreamoは完全に下火になりエモリバイバルがブームという感じでその後、2010年代後期になるにつれアンダーグラウンドの新たなScreamoの概念としての"Skramz"が定義されはじめ、多くの新しいバンドが登場した。ostracaはそんなこのシーンの歴史をリアルタイムで経験し、そして現在空前のScreamo/Skramzムーブメントの中で、この音楽の背景にあるものは何なのかという核心を現代へ伝える数少ないバンドなのかもしれない。
コロナ禍で確立したskramzの新定義
2010年代の終わりに向けての2018〜2019年は重要な作品がいくつもリリースされた印象的な時間だった。それはコロナ禍によって流れが阻まれたかのように見えたが、実際には人間が引きこもった結果、世界中のアンダーグラウンドScreamo/Skramzが再発見され、再評価され、2020年代を迎えて空前のムーブメントへと発展することになる。コロナ禍で引きこもった人々がAmazon PrimeやNetflixを通じて日本のアニメーションの魅力を発見したように、アンダーグラウンドなシーンの音楽性が発見され、世界中から10代のSkramzやエモバイオレンスバンドが誕生する。moreruやthat same street、quiqui、Gauge Means Nothingといったバンドも日本での受容のされ方は異なるかもしれないが、この世界的な流れの中で日本初の解釈・表現として受容されている。そして90年代から続く歴史の再評価の流れに押されるような形でOrchidもPortraits Of Pastも復活した。若いバンド達からすれば、90年代のレジェンド=神の復活であり祝祭には間違いないのだが、しかし彼らが初めて見たScreamoバンドであったり、現行で憧れたバンドとしてostracaの名前を挙げることもある。2018年のアルバム『enemy』やその前作『last』はostracaの名をシーンに広めた名作だ。3LAでもディストロ入荷している。bandcampの購入者アイコンの数を見れば、この作品の人気ぶりがよくわかる。(前作lastも多いが)
2023年アルバム『DISASTER』="厄災"、それはvs 世界 2023年アルバム『DISASTER』は2018年の『enemy』以来、5年ぶりにリリースされたアルバムで、タイトルの通り、人間のコントロールの及ばない"厄災"。つまりは個人の力の及ばないスケールの大きな世界観が特徴で、そこに対峙する形で表現される激情ハードコアがある。明らかに現代の世界に向けられた表現であり、時代に対して求める変化を「歌詞」としてではなく、音の世界で表現していくというやり方はCity Of Caterpillarにも通じるものがある。「Heaven is Still」「Stage Whisper」あたりの爆発力のある楽曲はアンセム感すら漂う。アルバムタイトルもコロナ禍をイメージさせるところもあるが、実際にはもっと抽象的なテーマに落とし込んだ上で、個人 vs 世界を表現したアルバムだ。小文字の『enemy』、大文字の『DISASTER』。遠くで起こっている災いに、我々は何も出来ず沈黙し、そして疲れ果てるだけなのか。 (インフォメーションより)
TRACKLIST: 1. constellation / 星宿 2. heaven is still / 天国の静けさ 3. stage whisper / 囁き 4. whilom / かつて昔 5. rebuke / 咎め 6. song for a frieze / 帯状装飾
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