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【 ジャケ/盤の状態表示について 】
PANIC/WHEN MOSNTERS MOVE PANIC / WHEN MOSNTERS MOVE
CRACKLE (UK) Punk CD \1518 (2025/07/25)
発売中!!
すでにベテラン?UK POP PUNK3人組。2003年MISFITSとのヨーロッパツアーに先駆けた6曲入りCDがCRACKLEからリリース! GROOVIE GHOLIESあたりを思わせる3コードPOP PUNK!
SERVO/EVERYTHING (THE COMPLETE RECORDINGS 1997-2000) SERVO / EVERYTHING (THE COMPLETE RECORDINGS 1997-2000)
CRACKLE (UK) Punk CD \2200 (2025/07/25)
少数のみ!! 久々再入荷!!
UK女性VO.POP/MELODIC PUNK"SERVO"!'97〜'00年までの音源を収めたコンプリートディスコグラフィーCD!収録は、"EVERYTHING'S DIFFICULT" CD、未発表アルバムアウトテイク、"NOW WE ARE SIX" 7"EP、SPLIT w/LOVEMEN 7"EP、SPLIT w/PEAR OF THE WEST 7"EP、"BLUEPRINT" 7"EPにコンピ音源、未発表デモ音源も収録した全29曲!!女性VO.メロディックファンは必聴!
SKIMMER // HUM HUMS/SPLIT SKIMMER // HUM HUMS / SPLIT
FIXING A HOLE (JPN) Japanese Punk CD \1320 (2025/07/25)
発売中!!
永遠の青春! UKの大ベテランメロディックパンク"SKIMMER"と、WATERSLIDEからリリースされた2枚のアルバムでも注目のジャパニーズ・ポップパンクバンド"THE HUM HUMS"の2バンドによる好カップリングスプリットCDがFIXING A HOLEよりリリース!! SKIMMERはもう説明不要の胸キュン青春ド真ん中メロディックパンク全開!! 3曲とも抜群のナンバーを提供!! THE HUM HUMSもイントロからもうハートを鷲掴み!! MR. T EXPERIENCE〜QUEERSな黄金のセンチメンタル・メロディー、ちょっと鼻にかかったボーカルにも訳もなく切ない気分にさせられちゃいます!! ノリノリのポップパンクチューンもバッチリ!! これはナイス過ぎるカップリング!! メロディック/ポップパンクファン・マスト!!
SKIMMER/ALL FIRED UP SKIMMER / ALL FIRED UP
WATERSLIDE/BLOATED KAT/COUNCIL POP (JPN/US/UK) Punk CD \1650 (2025/07/25)
発売中!!
※紙ジャケット・ゲートフォールドスリーブ
※歌詞対訳付き

永遠の青春UK MELODIC/POP PUNKバンド"SKIMMER"!! 前作アルバムから7年振りとなる通算8枚目となるニューアルバム!! 国内WATERSLIDEよりリリース!! 永遠の青春胸キュンボイス、ケビンの甘いボーカルは相変わらず!! SKIMMER節全開に疾走するファン待望の新作!! 最初から最後まで、どこをとってもやっぱりSKIMMER!! 間違いないです!! 全13曲収録!! SKIMMER〜UKメロディックファンに!!

みんな大好き!ベテランUKポップ/メロディックパンクSKIMMERの8枚目となるニューアルバムがようやく登場。本当はこのアルバムは、2017年彼らの来日ツアーに合わせてリリースする予定でしたが、メンバーの家族の体調不良で残念ながらキャンセルになってしまい、その後コロナパンデミックも起きてしまい、これまで温めておりましたが、バンド再始動に合わせてリリースでございます!
今作は彼らの初期作品を思わせる勢いのある楽曲が多く収録されていて、ミックス・マスタリングをSKIMMERを敬愛するTHE HUM HUMSのトモローが手がけたことにより2ndアルバム『Still』を思わせるサウンドに仕上がっていて、これはマジであがる!やっぱりな甘酸っぱくも切ないメロディーとハーモニーのオンパレードで、みんな大好きなSKIMMER節がいつものようにたっぷり詰まってます。ギターの刻みもCRUZ感あっていい感じだよね。THE HUM HUMSとのスプリットに収録されている大名曲"Goodbye Forest Lane"のニューバージョン、そして往年のSKIMMERファン狂喜の疾走チューン"Lazy"、この曲の速度にはCRACKLE!時代を彷彿して大興奮です。年老いてまだ原点回帰出来るこのバンド、もう死ぬまでSKIMMERやり続けるしかないでしょう!あっ今作はうちと、PIGGIESをUSでリリースし、NAVELのUSツアーもやってくれたBloated Katとの共同リリースです!
(インフォメーションより)

収録曲
1. Playground Bully
2. Jewellery Quarter
3. Squeaky Clean
4. Carly Get In The Car
5. Goodbye Forest Lane
6. I'd Rather Be With You Than Anyone
7. Black Sheep
8. Lazy
9. One Last Chance
10. Found My Girl
11. Under The Radar
12. Rock n Roll Lies
13. Student Girls

SKIMMER/I'LL TELL YOU WHAT! SKIMMER / I'LL TELL YOU WHAT!
WATERSLIDE/BOSS TUNEAGE (JPN/UK) Punk CD \1980 (2025/07/25)
発売中!
CRACKLEやSNUFFY SMILEからのリリースでPOP/MELODIC PUNKファンには説明不要のex-THE SECTの"SKIMMER"!!待望の'07年作フルアルバムが日本のWATERSLIDEとBOSS TUNEAGEによる共同リリース!前作であれっ?と思った人、今作で元気取り戻してください!!THE SECTの1stリリースより20年が経過してますが、基本スタイルは変わることなくますます磨きのかかるポップセンス、ポップで切ないサウンドと融合する奇跡のハーモニー、珠玉のメロディーは健在です!!現存するMELODICバンドではやはり頭一つ抜けた存在であり、UK MELODICファンならずとも全POP/MELODIC PUNKファンマスト!!! そしてついに実現するのか!前身バンドあのSECTがIDENTITYとの日本ツアーに来る予定って言うんだから備えましょう!全14曲!!大推薦盤!!
SKIMMER/SMITTEN (THE COMPLETE RECORDINGS 1993-1999) SKIMMER / SMITTEN (THE COMPLETE RECORDINGS 1993-1999)
CRACKLE (UK) Punk 2CD \3080(在庫なし SOLD OUT) (2025/07/25)
少数のみ!! 久々の入荷です!!
UK POP/MELODIC PUNK"SKIMMER"の1993〜1999年の音源をコンプリートした2枚組ディスコグラフィーが登場!!収録内容ですが、DISC1にはシングルコレクションとして彼らの7"音源に、コンピ収録曲、'93年のDEMO音源も収録した31曲。DISC2には1ST ALBUM "VEXED"に、アルバムのアウトテイク5曲も追加した21曲収録!2枚合わせて全52曲の大ヴォリューム!!UKメロディックファンは必聴!!! 永遠の青春が詰まったコレクションCD!!
STAR CLUB/THE UNKNOWN SOLDIER - COMPLETE HISTORY BOOK STAR CLUB / THE UNKNOWN SOLDIER - COMPLETE HISTORY BOOK
SHINKO MUSIC (JPN) Japanese Punk BOOK \3000 (2025/07/25)
少数再入荷!! 好評につき重版!!
パンク・シーンを牽引し続けてきたTHE STAR CLUBの軌跡をまとめたヒストリー・ブック登場!! A5判/240ページ
メジャー・デビュー作にして日本パンク史に輝く名盤「HELLO NEW PUNKS」から40周年。唯一のオリジナル・メンバーであるVo.HIKAGE氏にクローズアップしてTHE STAR CLUB の軌跡を一挙総括!! 数々の偉業や伝説的エピソードも満載、47年にわたってシーンを牽引してきたTHE STAR CLUB の決定版!! 豪華キャストとの座談会や対談も収めて主観と客観を交えながら紐解く、ジャパニーズ・パンク・ロック・ファン必読の一冊。

【CONTENTS】
・THE FLYERs and THE PHOTOs
・THE HISTORY INTERVIEW with HIKAGE
第一章 幼少期 – 普通
第二章 学生時代 – ロックへの目覚め
第三章 THE STAR CLUB – 黎明期
第四章 THE STAR CLUB – 天下無敵
第五章 メジャー・デビュー – 派手にやろうぜ!
第六章 バンド・ブーム – 狂騒前夜
第七章 戸惑いと葛藤のブレイク期
第八章 加速する創造性 – 世紀末
第九章 新世紀へ躍動する THE STAR CLUB – 第二幕
第十章 挑戦と衝撃は未来へ続く – 揺るがぬ意志

・THE BIOGRAPHY 1977-2024
・THE PHOTOs
・THE MEETING with SC80s
・HIKAGE × EDDIE × NO-FUN-PIG × LOU × TATSUYA ・NAKAMURA
・THE TALK HIKAGE × 奈良美智(画家・彫刻家・現代芸術家)
・THE TALK HIKAGE × TAISEI(SA)
・THE DISCOGRAPHY and MORE WORKs
V.A./ANDMORE FOR ANYMORE? AN UNDESERVED TRIBUTE TO CHOPPER V.A. / ANDMORE FOR ANYMORE? AN UNDESERVED TRIBUTE TO CHOPPER
FIXING A HOLE (JPN) Punk CD \2420 (2025/07/25)
発売中!!
90年代UKメロディックの筆頭格で、今でも根強い支持を受けている"CHOPPER"のトリビュートCDがFIXING A HOLEよりリリース!! 日英のみならずフランスを含む36バンドが参加、2枚組37曲という大ボリューム!!イギリスからはProtectorsをはじめ、British Railways、Shake Your Halo Down、Wank Sinatoraといった現在時点でChopperの各メンバーが活動しているバンドやソロプロジェクトが参加、 そして長年の盟友Skimmerはもちろん、当時活動を共にした仲間もThe No Marks(ex-Crocodile God/Blocko/Down And Outs)や、 Headsparks(ex-Gan/Servo/Donfisher)、Ramona(Wact)、General Smarty(ex-Broccoli)など現在進行形のバンドで参加!!フランスからはWaterslideからの1stアルバムが好評、Chestnut Roadが名を連ねています!!日本勢はCradle To GraveからSkimmerとのスプリットでデビューしたheylomeといったニューフェイス、北は青森のFatman Seminarから南は佐賀のJim Abbottまでと世代や地域を問わずChopperへの愛に溢れたカバーを提供!!CHOPPER〜UKメロディックファンは勿論のこと、現行の日英メロディックバンドをチェックする上でも持ってこいの1枚!!

Disc1
01-heylome - Clash
02-Die Communications - Sherman
03-British Railways - F.Perry
04-Sink Alaska - Unfamiliar
05-Skimmer - Not Perfect
06-Fatman Seminar - Reach
07-Life Style - Tut
08-Honcho Trios - Drive
09-Chippendale - Fucked Up Girl
10-The Leif Ericsson - Blandford
11-Miniascape - Snuff One
12-Minor Aura - Joe's Place
13-Short Story - Volume
14-The Brown Hound James Band - Flatmate
15-Ramona - Porcelain
16-Meal! - Static
17-The Steal - That Fucking Hurt
18-Not For - 3rd Of May
19-Jim Abbott - 4LOM
Disc2
01-Chestnut Road - Tut
02-Angry Nerd - Drive
03-Egotrunk - Kitty O'sheas
04-Zapiain - 4LOM
05-Shake Your Halo Down - Joe's Place
06-Plum - That Girl
07-MOL - Hiding Places
08-Get Human - Volume
09-The No Marks - Porcelain
10-Southpaw - Unfamiliar
11-Does It Float - Staedtler
12-Sanhose - Sad 16
13-Headsparks - Flatmate
14-Skimmer - One More Day
15-General Smarty - Snuff One
16-Protectors - Ubelter
17-Cradle To Grave - F.Perry
18-Wank Sinatra - Linzi's Ceiling
裸のラリーズ/Les Rallizes Denudes/拾得 Jittoku ’76 (W紙ジャケCD) 裸のラリーズ/Les Rallizes Denudes / 拾得 Jittoku ’76 (W紙ジャケCD)
The Last One Musique/Tuff Beats (JPN) Japanese Punk CD \3300(お取り寄せ可能 SOLD OUT) (2025/07/24)
※W紙ジャケットCDバージョン!!
※取り寄せ対応のみとさせていただきます。ご注文後のキャンセルはご遠慮ください。

1976年、京都・拾得、裸のラリーズが轟かせた圧巻のパフォーマンス、今ここに甦る。

ニュー・アルバム『拾得 Jittoku ‘76』が、7月23日(水)に アナログ・レコード2枚組とCDにて同時リリース。
裸のラリーズは1976年当時、水谷孝(Vo/G)と、結成時のメンバーでもあった中村武志(G)に加え、頭脳警察やだててんりゅうに参加してきたヒロシこと楢崎裕史(Ba)、吉祥寺のライブハウス「OZ」の元スタッフでOZバンドのメンバーでもあったサミーこと三巻敏朗(Dr)という編成になった。
「この時期のラリーズは最高潮だった」という見解を示すラリーズ研究家は少なくない。
事実、76年には間章氏の主導により、英ヴァージン・レコードとの契約を見据えたレコーディングを行なう一方、75年にオープンしたばかりの渋谷の屋根裏にて、月1回に近いペースで精力的なライヴ活動を展開。
前年に続き、石川県で開催された野外フェスティバル「第3回夕焼け祭り」(8/3~4)にも参加している。その際、北陸への遠征に合わせてブッキングされたのが、7月29・30日に京都「拾得」で実現した二夜連続公演だった。
1973年に開業した「拾得」は、酒蔵を改装した独特の作りで知られ、京都を代表するライヴハウスの老舗。
以前からラリーズは京都公演を行なっていたが、彼らにとって地元とも言える古都でのライヴには、常に多くの熱狂的なファンが駆けつけたという。
このたび発見されたテープは、7月30日の拾得での音源で、マランツのラジカセの内蔵マイクによって録音されたもの。
残念ながら最後に演奏された「The Last One」の途中で切れてしまっているが、この音源に秘められたポテンシャルに気付いたプロデューサーの久保田麻琴は、再びその手腕をふるい、生々しいダイナミズムを甦らせ、アルバムへとまとめ上げた。
「京都でのラリーズは何かが違う、音が違う」と関係者が証言する通り、このテープからは、拾得の空間で鳴り響いたとは信じがたい、巨大なスケールのサウンドが聴こえてくる。
中村の堅実なサポート・プレイとともに、荒々しいグルーヴを生むヒロシのベース、激しく叩きまくるサミーのドラムが瑞々しいエネルギーを迸らせ、それらに呼応するかのように水谷のギターも、いつも以上にエモーショナルな表情を見せる。
『’77 LIVE』にも収録された「氷の炎」および「Enter the Mirror」を比較すれば、その差異に多くの者が驚くだろう。
拾得から8ヶ月後、水谷/中村/ヒロシ/サミーという同じラインナップの演奏である『’77 LIVE』では、奇跡的な"OVER LEVEL"現象によって孤高の音像が捉えられたが、それとは大きく異なるものの、『拾得 ’76』にもまた、この瞬間のラリーズでしか現出しえなかった唯一無二の音像が記録されている。
セットリストが『'77 LIVE』とは大幅に変わっていることも、新鮮な印象を呼び起こす。「夢は今日も」「カーニバル」「お前の眼に夜を見た」の3曲が初めての作品化。
「造花の原野」はアップテンポでアグレッシヴなヴァージョンで、さらに「イビスキュスの花」も『The Last One〈Poésies : Les Rallizes Dénudés〉裸のラリーズ詩集』に付属したものとは全く違うハード&ヘヴィな曲になっており、これらも実質的に初公開と言っていい。
バンドの核にあったプリミティヴなエネルギーがダイレクトに記録された本作『拾得’76』は、<『’77 LIVE』と対に置かれるべきアルバム>なのかもしれない。

●アナログ・レコードにはボーナス・トラック(ギターソロ)を収録。
(注:CDには未収録です。)
●76年当時、ラリーズのスタッフを務め、拾得公演にも同行していた"脇"氏がライナーノーツを寄稿。
●この公演でサイド・ギターを担当した中村武志(現在はフォトグラファー中村趫として活動)が、2025年の拾得を再訪して撮影した写真をアートワークに使用。

収録楽曲:
1. 夢は今日も / Dream Again Today
2. 造花の原野_1976 / Wilderness of False Flowers_1976
3. 白い目覚め / White Awakening
4. カーニバル / Carnival
5. 氷の炎 / Flame of Ice
6. 夜、暗殺者の夜 / The Night,Assassin’s Night
7. お前の眼に夜を見た / Saw the Night in Your Eyes
8. イビスキュスの花 或いは満ち足りた死 / Hibiscus Flower otherwise Dying Satisfied
9. Enter the Mirror

裸のラリーズ/Les Rallizes Denudes/拾得 Jittoku ’76 (限定アナログ盤) 裸のラリーズ/Les Rallizes Denudes / 拾得 Jittoku ’76 (限定アナログ盤)
The Last One Musique/Tuff Beats (JPN) Japanese Punk 2LP \6930(お取り寄せ可能 SOLD OUT) (2025/07/24)
※2枚組アナログ盤LP!!
☆アナログ・レコードにはボーナス・トラック(ギターソロ)を収録。
※取り寄せ対応のみとさせていただきます。ご注文後のキャンセルはご遠慮ください。

1976年、京都・拾得、裸のラリーズが轟かせた圧巻のパフォーマンス、今ここに甦る。

ニュー・アルバム『拾得 Jittoku ‘76』が、7月23日(水)に アナログ・レコード2枚組とCDにて同時リリース。
裸のラリーズは1976年当時、水谷孝(Vo/G)と、結成時のメンバーでもあった中村武志(G)に加え、頭脳警察やだててんりゅうに参加してきたヒロシこと楢崎裕史(Ba)、吉祥寺のライブハウス「OZ」の元スタッフでOZバンドのメンバーでもあったサミーこと三巻敏朗(Dr)という編成になった。
「この時期のラリーズは最高潮だった」という見解を示すラリーズ研究家は少なくない。
事実、76年には間章氏の主導により、英ヴァージン・レコードとの契約を見据えたレコーディングを行なう一方、75年にオープンしたばかりの渋谷の屋根裏にて、月1回に近いペースで精力的なライヴ活動を展開。
前年に続き、石川県で開催された野外フェスティバル「第3回夕焼け祭り」(8/3~4)にも参加している。その際、北陸への遠征に合わせてブッキングされたのが、7月29・30日に京都「拾得」で実現した二夜連続公演だった。
1973年に開業した「拾得」は、酒蔵を改装した独特の作りで知られ、京都を代表するライヴハウスの老舗。
以前からラリーズは京都公演を行なっていたが、彼らにとって地元とも言える古都でのライヴには、常に多くの熱狂的なファンが駆けつけたという。
このたび発見されたテープは、7月30日の拾得での音源で、マランツのラジカセの内蔵マイクによって録音されたもの。
残念ながら最後に演奏された「The Last One」の途中で切れてしまっているが、この音源に秘められたポテンシャルに気付いたプロデューサーの久保田麻琴は、再びその手腕をふるい、生々しいダイナミズムを甦らせ、アルバムへとまとめ上げた。
「京都でのラリーズは何かが違う、音が違う」と関係者が証言する通り、このテープからは、拾得の空間で鳴り響いたとは信じがたい、巨大なスケールのサウンドが聴こえてくる。
中村の堅実なサポート・プレイとともに、荒々しいグルーヴを生むヒロシのベース、激しく叩きまくるサミーのドラムが瑞々しいエネルギーを迸らせ、それらに呼応するかのように水谷のギターも、いつも以上にエモーショナルな表情を見せる。
『’77 LIVE』にも収録された「氷の炎」および「Enter the Mirror」を比較すれば、その差異に多くの者が驚くだろう。
拾得から8ヶ月後、水谷/中村/ヒロシ/サミーという同じラインナップの演奏である『’77 LIVE』では、奇跡的な"OVER LEVEL"現象によって孤高の音像が捉えられたが、それとは大きく異なるものの、『拾得 ’76』にもまた、この瞬間のラリーズでしか現出しえなかった唯一無二の音像が記録されている。
セットリストが『'77 LIVE』とは大幅に変わっていることも、新鮮な印象を呼び起こす。「夢は今日も」「カーニバル」「お前の眼に夜を見た」の3曲が初めての作品化。
「造花の原野」はアップテンポでアグレッシヴなヴァージョンで、さらに「イビスキュスの花」も『The Last One〈Poésies : Les Rallizes Dénudés〉裸のラリーズ詩集』に付属したものとは全く違うハード&ヘヴィな曲になっており、これらも実質的に初公開と言っていい。
バンドの核にあったプリミティヴなエネルギーがダイレクトに記録された本作『拾得’76』は、<『’77 LIVE』と対に置かれるべきアルバム>なのかもしれない。

●アナログ・レコードにはボーナス・トラック(ギターソロ)を収録。
●76年当時、ラリーズのスタッフを務め、拾得公演にも同行していた"脇"氏がライナーノーツを寄稿。
●この公演でサイド・ギターを担当した中村武志(現在はフォトグラファー中村趫として活動)が、2025年の拾得を再訪して撮影した写真をアートワークに使用。

収録楽曲:

Side A
1. 夢は今日も / Dream Again Today
2. 造花の原野_1976 / Wilderness of False Flowers_1976
3. 白い目覚め / White Awakening
4. Guitar Solo 1(ボーナス・トラック *Vinyl Only)

Side B
1. カーニバル / Carnival
2. 氷の炎 / Flame of Ice

Side C
1. Guitar Solo 2(ボーナス・トラック *Vinyl Only)
2. 夜、暗殺者の夜 / The Night, Assassin’s Night
3. お前の眼に夜を見た / Saw the Night in Your Eyes

Side D
1. イビスキュスの花 或いは満ち足りた死 / Hibiscus Flower otherwise Dying Satisfied
2. Enter the Mirror

CHIN CHIN/CRY IN VAIN CHIN CHIN / CRY IN VAIN
SEALED (UK) '77 Punk, Obscure Punk LP \3960(お取り寄せ可能 SOLD OUT) (2025/07/22)
'82年結成、スイスのALL-GIRL PUNK BAND "CHIN CHIN"!! 未発表音源含む編集盤アルバムが、DOLLY MIXTURE等々再発発掘モノの好リリースを続けるUK/SEALED RECORDSよりリリース!! もう10年以上前ですが、US/Mississippi Recordsから1st EPと1stアルバムが再発されて(既にその再発盤も入手困難!!)広く知られる事にもなったオールガールズ・スイスパンクバンド!! 88年にBBC放送用にレコーディングされた未発表音源"Janice Long Session"の4曲(これでしか聴けない未発表曲も収録!!)や、先頃OPTIC NERVE RECORDINGSから7インチで再発された'86年"Stop Your Crying"12インチ、85年1stアルバム"Sound of the Westway"LPからの選曲、そして84年1stシングル"We Don’t Wanna Be Prisoners"7インチから2曲を収録したベストセレクションとも言える全14曲収録のコンピレーションLP!! 初期のパンク/ポストパンクサウンドからガールズポップ、ギターポップ/ニューウェーブまで!! GUITAR POP/NEW WAVE/INDIE ROCKファンからGIRL POP、ガールズパンクファンは是非!! 当時の写真やアーカイブ掲載のインサート付き!! SEALED RECORDSは毎度仕事が丁寧なので、付属物も楽しみです!!

Track Listing

A1. Cheat Boy Cheat
A2. Inescapable
A3. Nowhere to Run
A4. Surf Beat
A5. Cry In Vain
A6. Dark Days
A7. My Guy

B1. Never Surrender
B2. Revolution
B3. Stay With Me
B4. Stop! Your Crying
B5. Jungle of Fear
B6. We Don’t Wanna Be Prisoners
B7. The World’s Burning



COEUR A L'INDEX/ADIEU MINETTE COEUR A L'INDEX / ADIEU MINETTE
LA VIDA ES UN MUS (UK) Punk LP \3850 (2025/07/22)
発売中!! 追加プレス入荷!!(初回プレスと仕様は変わりません。)
ベルギー・ブリュッセル発のガールズポップバンド"COEUR A L'INDEX"!! 2024年作のデビューアルバムをUK/LA VIDA ES UN MUSよりリリース!! これまたナイスな好バンドの登場です!! 2023年に1stデモをリリースし、それを気に入ったレーベルオーナーのPACOがアルバムリリース!! オール女性メンバーによる3人組!! ラブリー&ドリーミーなガールズポップで完璧!! GIRLS AT OUR BEST、DOLLY MIXTURE、CHIN CHIN〜C86、インディーポップ/ギターポップ、バブルガム・フレーバー、フレンチポップやフレンチ・シャンソンなエッセンスも感じさせるちょっとレトロで、でも新しさもある、アンニュイでラブリーなハーモニーもバッチリなフラジャイル・ドリーミー・ポップ!! SEALED RECORDSからDOLLY MIXTUREやCHIN CHINと一緒に並べられたら昔のそういバンドかな?って思っちゃう。レーベルオーナーのPACOが気に入るのも納得だし、ROUGH TRADEのSEANもきっとお気に入りだな。ガールズポップ/インディポップ/DIYポップ/パワーポップファンまで是非どうぞ!! 全8曲収録!! ラブリー&ドリーミー、癒されること間違いなしな1枚!!
computer fight/suburban blues computer fight / suburban blues
自主 (JPN) Japanese Punk CD \2200 (2025/07/22)
発売中!!
都内近郊で活動する4人組新鋭パンク/ポストパンクバンド"computer fight"!! 悲観レーベルからリリースされたバンド初の7インチEPも瞬く間に完売!! 昨年(2022年)夏より各種サブスクリプションサービスにて先行配信されていた1stアルバムが、バンドの自主制作によりCDリリース!! POST PUNK〜NO WAVE〜ALTERNATIVE〜CHAOTIC EMOをも飲み込んだサウンド、FRICTION〜GANG OF FOUR〜NUMBER GIRLあたりがキーワードになりながら、より自由な発想と鋭さを持った、鋭利で歪んだカオティック・ソリッド・ポストパンク!! 全15曲収録!!
※7インチリリース時、EL ZINE VOL.54にてインタビュー掲載!!

TRACKLIST:
1.PC
2.waltz
3.目
4.vending machine
5.dry
6.jikka punk
7.sou
8.吐きそう
9.Helen Keller
10.PTSD
11.teinenrena no kimochi
12.teinenfunk
13.past man
14.auto
15.人

DOLLY MIXTURE/BBC RADIO SESSIONS DOLLY MIXTURE / BBC RADIO SESSIONS
SEALED (UK) '77 Punk, Obscure Punk LP \4180 (2025/07/22)
発売中!!
78年結成、パンク/ニューウェーブ〜インディポップ/ギターポップファンまでいまだ根強い人気を誇る伝説のUKガールズ・ポップ・バンド"DOLLY MIXTURE"!! "DEMONSTRATION TAPES"2LP、"OTHER MUSIC"LP(レア音源集)、そしてシングルコレクションLPの再発に続いて、"BBC RADIO SESSIONS"LPリリース!! UK/SEALED RECORDSと、バンド、BBCによる共同制作!! 79年/82年/83年のBBCラジオセッション全14曲を収録!! 最初のセッションは1979年8月John Peelラジオセッション!! 当時DOLLY MIXTUREがライブのスタートに使っていた未発表ナンバー"Dolly Mixture Theme Song"を皮切りに、GOFFIN & KINGのカバー"The Locomotion"や、"Dream Come True"、"He's So Frisky"、"New Look Baby"、"Ernie Ball"といった名曲を披露!! John Peelのイントロダクションと共に、Maida Vale Studiosにて最高の機材とプロダクションで録音されたearly DOLLY MIXTURE RADIO SESSION!! 続くは1982年9月Kid Jensenのラジオセッション!! より成熟したガールズバンドサウンドで、"DEMONSTRATION TAPES"に収録されていたナンバーを中心にさらにクオリティーの高い録音で成長を遂げた姿をがみられます!! 最後のセッションは1983年10月、こちらもKid Jensenのラジオセッションで、40年以上の時を経た今でも愛され続けているナンバーの数々!! 全曲オリジナル音源からリマスター、初LP化リリース!! ワンタイムプレスオンリーの1500枚プレスで、再プレス無しとの事!! これまでのリリースを考えても即完売間違いなし!! すごい枚数の発注をかけてるところもあるようなので、初回入荷で終わりになるかも!! のんびりしてると危ないですよ!! DOLLY MIXTUREファンは逃すな!!

TRACKLIST:
"John Peel BBC Radio One session 07/08/79"
Theme Song
Dream Come True
He's So Frisky
New Look Baby
Ernie Ball
The Locomotion

"Kid Jensen BBC Radio One session 09/09/82"
Spend Your Wishes
Side Street Walker
Dead Rainbow
Understanding

"Kid Jensen BBC Radio One session 27/10/83"
Winter Seems Fine
Grass Is Greener
Dust To Dust
Whistling In The Dark
DOLLY MIXTURE/DEMONSTRATION TAPES DOLLY MIXTURE / DEMONSTRATION TAPES
SPA GREEN (UK) '77 Punk, Obscure Punk 2LP \4950 (2025/07/22)
再入荷!! 再プレス!!
78年結成、パンク/ニューウェーブ〜インディポップ/ギターポップファンまでいまだ根強い人気を誇る伝説のUKガールズ・ポップ・バンド"DOLLY MIXTURE"!! オリジナルは'84年に自主リリースされたデモ音源集が2枚組アナログ盤限定正規再発!! '79〜'83年のデモ音源全27曲を収録したデモ・コレクション・アルバム!! オリジナル盤は勿論の事、2010年にGerms Of Youthから限定300枚のみで1度再発されていたようですが、こちらも入手困難でかなりの高値がついているようです。これは嬉しい正規再発!! 今回も限定再発のようなのでお買い逃がし無く!!
Academy Fight Song/early days Academy Fight Song / early days
KULTTI KASETTI (JPN) Japanese Punk CD \1500 (2025/07/17)
発売中!!
RUMTAG、タイガンなど様々なバンドでで活動しているeiji morodomiとStrange Over The Sun、Centerhitsなどで活動していたgivegiveとkabacにより2021年に福岡にて結成。
2022-2023でリリースされ完売していた3本のカセットテープをまとめ新曲を追加したCDがKültti kasettiよりリリース!
各メンバーがやっていたバンドのファンの方はもちろんDischord、SST周辺、後期Jawbreaker、Jawbox、そしてeastern youth、bloodthirsty butchersm、COWPERS、1000 TRAVELS OF JAWAHARLALあたりのジャパニーズオルタナティブイーモウファンの方も是非手に取ってください!! 硬質で激しいグルーヴをもったサウンドに、エモーティブなボーカル、エモ〜ポストハードコア、さらには激しくもどこか奥田民生をも彷彿とさせる歌心溢れるナンバーも秀逸!! 全12曲収録!!

"Academy fight songは可能性に住む。"

ここに私の知っていること、見てきたもの全てを記したい。流離達の軌跡は遥か彼方。どうか多くの方々へ届くようにと祈りを捧げる。Fugaziの来日は当方にとって人々の見聞でしかなく魂だけが言霊のように残る。たとえNirvanaが全てに謝罪しようとも音楽は死なない。そこに世紀末の華やかさなんてものは到底見合わなかった。混沌とした90年代のカオティックワールド。日本でもそれはどこか狂気を帯びて侘しくて寂しくて、それでもどこか力強くて琴線に触れるようなメロディを持ったバンドだけが今尚語り継がれる。北海の息吹は呼吸し続けるんだ。俗社会では、ありありと悲しい現実だけが浮き彫りにされ情報は錯綜する。時間だけが残酷に過ぎ去り、堕落した日常の行く末には何も残らない。邪推を招くかもしれないが勿論ひどく個人的な話で、つまり自分は先人達の栄光を賞賛することしかできなかった。それでも神は俺を見放さなかった。せいぜい空白の30年を埋めるようにと御告げをなさった。Academy fight songというバンドとの出会い。初めて音源を聴いた時、心底血湧き肉躍った。これは決して偶然なんかではない。同じ屋号の下、引き合わせてくれたDude達へ感謝したい。

"ないはずの記憶が蘇る。"

1stでは戦慄に相応しい静と動のオルタナティブグルーヴを華麗に描いた。DischordのHooverあたりの暗がりを微かな光で照らす感覚。初期5年のJade treeの渇いた雰囲気。Drive like jefuやRocket from the Crypt、Hot snakesのようにドライビングするベースラインとドラム。そして何より曲の展開構成が秀逸。音楽の興奮して高揚して感動する部分を第三次元展開に落とし込む技術、アイディア、脳汁出まくりの充実感。三位一体のバンドアンサンブル。身内ではボーナスステージと呼ばれている超常現象。聞きどころ満載の初期衝動かつ衝撃連鎖としか形容する言葉が出なかった。2ndでは印象として90年代の抽象的な部分を表現するアプローチがうかがえた。それは激情や叙情、アーシーとは全く別物で内の美とも言える本当の意味でのオルタナティブロック。JawbreakerやJets to brazil、Jawbox、Jchurch、はたまたJmascisといったJの意思にも通ずるような感触。労働から滲み出た日常での気づき、郷土愛が音像として浮かび上がり、不協和音や変拍子さえも支配していく。原点にも立ち返る圧倒的な余裕が、より猟奇的というか言うなれば彼らはどんなシチュエーションにおいても世界観が成立してしまう。勿論盛り上がりの時があって予定調和があろうがなかろうが安定しているし、盛り上がらない厳粛な時こそ真価を発揮する。ダークで内省的に訴えかける音像に心を奪われる。これこそ中庸の様、醍醐味ではないだろうか。そして堂々たる3rd。なんといっても3rd。筆者は高揚をひた隠すも拳を握らずにはいられなかった。三部の物語を締め括るに相応しい大団円にして唯一無二の作品であることは間違いない。それはNahtやEastern youth、Butchersといった北海の息吹に呼応するかのような渦潮。それはシンフォニックに日本海を越冬する船便。爽やかで疾走感を帯びた表題曲は、俺たちの音を感じろと言わんばかりに郷愁に満ち溢れる。懐かしむだけにはしない。そのバランスたるや本筋。でも決して平衡感覚の保たれない危うさがインストにはあって、真しやかにギターは囁くはずもなく完全体のMakotoshiが音の洪水として轟く。そしていつの間にかAlbum leafのように暖かい南西の風が優しく包み込んでくれる。前日譚を匂わせるように幕が下りる。様式美は決して悪ではないが、彼らに予定調和は見合わない。脆く儚く行き場もなく彷徨い続ける得体の知れない何かが閾値として存在しているんだ。

ギターは円熟味を帯び、ささくれだった轟音を解き放つ。まるで一人間の生き様が滲み出ているようだ。それを彩るのは穏やかで淑やかな日本語の美しさであったり、時折放つ咆哮も小気味良い。そして彼らの曲調を決定づけるのはやはりメジャーへの歩み寄りで、もはや真骨頂。愛嬌すら覚える。John fruscianteとFugaziの出会いはまさに必然だったのだ。加えてJoe lallyを彷彿とさせる剛柔あるベース、Cowpers的ハイトーンコーラスは字が余れば余るほど鳴り響く痛快無比の歌声。変幻自在のカルマ溢れるドラムは、ありとあらゆるリズム音楽を踏襲し超越された。自分の音でブチ上がり酔い痴れるキースムーンのようなテンションで絶頂に達し果てる。さらにはJohn McEntireがBastroで繰り出したポストロック前夜の鬼神の如きドラミングを垣間見ることができるだろう。あたかも化身が乗り移ったかのような破壊と創造。まさに三位一体、磐石の布陣。集合知は大成された。ここに役者は揃い全ての解答が出揃った。戦慄を覚え中庸を極めた先には、神々の戯れの景色が広がっていた。

"彼らは可能性に住む。なぜなら彼らは自分たちの世界を知っているから。毎日葛藤して自分達に打ち勝ち、最高を更新し続けてくれるから。"

Text by Crucifive ten (dryacid)



ACADEMY FIGHT SONG/LIFETHINK ACADEMY FIGHT SONG / LIFETHINK
kultti kasetti (JPN) Japanese Punk CD \1800 (2025/07/17)
発売中!!
2023年にリリースしたCDを引っ提げ各地にて轟音を鳴らし続けているAcademy Fight Song!
LongSlopeRecordsからのDANCEBEACHとのSplit、Call And Response Recordsからのコンピレーションに続いて早くもニューアルバムをkultti kasettiよりリリース。

流行り廃りのない楽曲を現代に違和感無く解き放つ。彼らの真骨頂である。締め切りを絶やさない日常は、良い作品を生み出すバロメーターなのだろう。演奏は上手いに越した事はないと教えてもらった。そんな彼らのスタジオ練習は楽しそうで、何よりだ。90年代を包括した圧倒的な余裕が、だれも手出しできない領域まで彼らを引き上げた。89年のDinosaur Jr.とThe Pixiesの片鱗とでも言っておこう。斯様に思う。

要するに嬉しかったのだ。同郷に"歌える"バンドがいる事が。口ずさめる、鼻歌で歌えるというのは音楽のエレメントとして究極ではないだろうか。彼らには驕りが一切ない。偉ぶらないし常に音楽で戦っている姿勢がある。カッコいいとかヤバいとか素直に言えるのは芸事として頂点の感覚だと思う。

Academy Fight Songや同郷のThe Shrikes、弊バンドの共通項として、メロディックバンドを好んで聴く傾向がある。良い音楽を常に探し求めている。気の知れた仲でも緊張感があるのは、互いに尊重し切磋琢磨し合えるからだ。それが俺たちのモチベーションにつながる。ブレストパンクに憧れを抱く反面、負けている気は毛頭ない。去年Hummered Hullsが地元に来た事も大きい。あの場にいた全員の共通認識は、音楽は誰でも楽しめる、何歳になろうが楽しみ続けていいんだという事ではないだろうか。Dischordの真髄に立ち会った経験は間違いなく糧になっているはず。

俺たちは決して若くはない。それでも経験豊富でありながらピュアといった逆説的カルト向上心(存在しない日本語)を持ってして、この関係を継続していくつもりだ。

Academy Fight Songに最たる賛辞を捧げる。

Text by Crucifive ten (dryacid)
AMAZING TAILS/DAYDREAMS FOR ADULTS AMAZING TAILS / DAYDREAMS FOR ADULTS
SP (JPN) Punk CD \1650 (2025/07/17)
再入荷!!
全メロディック・マニア念願?のAMAZING TAILS CDリリース! フィンランドのオウルという街でHUSKER DU、MINOR THREAT、7 SECONDS、DAG NASTY、DESCENDENTSに 影響された若者が89年に結成されたフィンランド初のメロディックパ ンクバンドAMAZING TAILS! 10数年前になりますが、DOLL誌においてSNUFFY SMILE(現SNUFFY SMILES)の栄森氏執筆のメロディック狂必聴ディスク〜ヨーロッパ篇〜にても紹介されており現在もメロディックパンクファンが彼等の音源を血眼になって探しているバンドでもあります!そんな彼等のレコーディングされた全音源を、SPRING HILL/DISCOGRAPHY CDをリリースした新興レーベル"SP RECORDS"から第2弾として衝撃のCD2枚同時リリース!
こちらはマニアの間で存在は噂されていたものの実存しなかった彼等の幻の2ndアルバム「DAYDREAMS FOR ADULTS」が本当にあったとは!?94 年に録音されていたものの、彼等の友人くらいにしかにしか発表さ れていなかった音源が全世界で初登場です。初期の畳み掛けるファストメロディックチューンは息を潜め、ギターは厚みを帯び、哀愁メロディーをさらに凝縮させた作品。もう泣けるんですよこのメロディーには。ってか彼等の場合、初期が相当速いのでこの音源での速度も普通のメロディックパンクの速度よりも疾走感あるんですけどね。。。トラックのバッキングだけ聴いているとMEGA CITY FOURやDRIVE辺りのUKメロディックパンクバンドを彷彿させてくれるし、メロディーが始まればEVERSOR〜MILES APARTを思わせる曇り空な哀愁メロディックパンクの応酬でこれでもか、ってくらいもってかれるものがあって何故に今までこの音源をリリースしてなかったんだよと初めて聴いた時には怒りすら湧きましたよ。ギターのおかずなんて時折LEATHERFACEのDICKIEまんまだし!そんな素晴らしい幻の2ndアルバムだけでなく、これまた入手困難な2ndシングル「MERRY-GO-ROUND」、3rdシングル「NEXT STOP JONESTOWN」、何気に見つからないコン ピレーション「RUMBA10」収録の曲を追加した全22曲収録。同時リリースのAMAZING TAILS "HAPPY HOUR HAPPY DAYS"CDと2枚買いでしょ!!
AMAZING TAILS/HAPPY HOUR HAPPY DAYS AMAZING TAILS / HAPPY HOUR HAPPY DAYS
SP (JPN) Punk CD \1650 (2025/07/17)
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全メロディック・マニア念願?のAMAZING TAILS CDリリース! フィンランドのオウルという街でHUSKER DU、MINOR THREAT、7 SECONDS、DAG NASTY、DESCENDENTSに 影響された若者が89年に結成されたフィンランド初のメロディックパ ンクバンドAMAZING TAILS! 10数年前になりますが、DOLL誌においてSNUFFY SMILE(現SNUFFY SMILES)の栄森氏執筆のメロディック狂必聴ディスク〜ヨーロッパ篇〜にても紹介されており現在もメロディックパンクファンが彼等の音源を血眼になって探しているバンドでもあります!そんな彼等のレコーディングされた全音源を、SPRING HILL/DISCOGRAPHY CDをリリースした新興レーベル"SP RECORDS"から第2弾として衝撃のCD2枚同時リリース!
こちらは激レアな彼等の1stシングル「OUT」と、これまた発掘困難な1stアルバム「HAPPY HOUR HAPPY DAYS」に、DAG NASTYのトリビュートアルバムに収録されていた曲を詰め込んだ全20曲収録の作品。DAG NASTY、7 SECONDS、UKメロディックに通じる哀愁たっぷりなメロディーに激情かつ性急なサウンドが絡むメロディックパンクが矢継ぎ早に繰り出されるサウンドは圧巻の一言。さすがKAAOS、TERVEET KADET、RIISTETYTといった伝説のフィンランドのハードコアパンクバンドのライブを10代前半で体験してる彼等故に、もうホントに速い速い!この速度は誰にも止められない。しかしメロディーはしっかりしていて歌い上げるボーカルも上手い。最近盛り上がっている高速メロディックパンクよりも体感速度は速い!これが90年録音の作品とは驚きですよ!90年代初期のメロディックハードコアファンは当然ながら必聴ですが、日本で言えば初期I EXCUSEに通じる生き急ぎ的な性急感が凄まじいです。ここまでメロディーがありながらメロディーもしっかりしているので、高速メロディックパンク好きな若者のハートも鷲掴み間違い無しですよ!!MINORITY BLUES BANDがSNUFFY SMILEからリリースされたMANIFESTO JUKEBOXとのSPLITシングルでカバーした「HANDS TO BUILT」も、もちろん収録。もちろん同時リリースのAMAZING TAILS "DAYDREAMS FOR ADULTS"CDと2枚買いでしょ!!
BUDOKAN/SPIN A LITTLE GOLD BUDOKAN / SPIN A LITTLE GOLD
SP RECORDS (JPN) Punk CD \1650 (2025/07/17)
発売中!!
カナダ伝説の90年代POP PUNK/ROCK'N'ROLL/POWERPOP重要バンド "BUM"のGu/Vo ANDREW MOLLOY率いる現在進行形パワーポップバンド"BUDOKAN"!! 数年前にリリースされたシングルもBUMファンは当然、ポップパンクファン/現行パワーポップファンまで好評でしたが、待望のフルアルバムが国内SP RECORDSよりCDリリース!! すでにパワーポップファンには大注目されているバンドですが、それもそのはず、あの頃と何も変わらず色褪せることのない天才的天才的ソングライティング能力を武器に、キラキラのパワーポップサウンドをこれでもかと詰め込んだ全13曲入り!BUMファンはもちろんのこと90年代パワーポップサウンドが好きな人は間違しです!! 帯、歌詞付き6pブックレット付!
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